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2007/03/18

登校日。

どーも。

実生活のほうで火急の事態に巻き込まれているとまそんぬですが、たまには冷やかし程度にでも駄文を書いて更新させとかないと、すぐに目新しいものに心移りしてしまう若い奥さんたちに忘れ去られてしまうのでは、と取り急ぎ参上した次第です。マイクチェックチェックワンツー。
さて、重苦しい話はナシにしてとりとめもない近況なぞを羅列しておきます。最初にゆっときますが、ミクロマンやプラモデルなんかのお話は皆無ですのでそちらにしか興味のないガイズはどうか殺意や不快感を覚えないでいただきたい。

映画「さくらん」を観ました。原作も一応読んでおいたのですが、これは脳みそが少女漫画読解能力を充分に会得していないオレにはかなりツライ代物でしたので、どちらかというと映画のほうがすんなり入り込めました。よく言われている「蜷川カラー」ですが、おすぎが言うほどうるさくはないと思われます。それよりも問題はストーリーです。エラソーなことを言いたくはないのだけれども話自体は非常に漫然として抑揚に欠け、どこが見せ場なのかピンときません。菅野美穂や木村よし乃が半乳をもみしだかれながら熱演をしているワケなんですが、女の人が考えるエロっつーのはあんな程度のことなんだろうか。肌を露出するよりもエロいことっていうのを映像表現してもらいたかったんですが、まあ初めて映画監督をした30代の女性にそんなことまで求めるのは高望みだったのでしょう。おそらく初めての現場でいきなり指揮を任されても強権を振るうことなんかあんまりできないだろうしね。

ダイナソーJrがオリジナルメンバーによって再結成して来日した、のは知っていたのですが、新しいアルバムに入る曲を聴いてビックリした。最後に彼らのアルバムを買ってから10年くらい経ってるんですが、90年代を彩ったグランジの一つの突端となっていた彼らの「活動休止に至る変遷」などなかったかのようなポップな曲で、ディスコグラフィー中最もわかりやすい作品GREEN MIND」直系の気味が悪いほどのすがすがしいものだったのです! 真っ先に頭をうめつくしたのは枯れた庭に花が咲いたような歓喜、次に「もしや、これはカネのためか」という邪推でした。たぶんなんにも考えてないんだろうけど、どうなんだろ。曲のタイトル「Almost Ready 」とかゆってるし。絶対買うんだけどな!

それを教えてくれた友人がさらにようつべ周辺で盛り上がっている「MAD」なるムーヴメントを教えてくれた。アニメをコラージュしたりして既存の楽曲に載せ、要はなにもかもありあわせのハリアワセでPVのようなものをでっちあげる遊びのことらしいです。主に萌えアニメなどがそのモチーフになるようなのですが、それら楽屋ネタ的ジャンクの山から時折素直に「かっこいい」と思えるものが生まれ出でるようで、見せてくれたのがコレ。なにをかっこいいと感じるかはそれぞれの感性にゆだねるとして、インターネットが拡げた文化の拡張性というものをいまさらながら噛みしめます。こういうモノを当たり前に存在するモノとしてこの世に育って行く新世代の若者たちは、いったいなにをしでかすんでしょうか。

そしてBENNIE Kや木村カエラと共にほしいものリストに降り積もる情報と物欲のマリンスノーに埋没していたHALCALIのPV集を買ってみた。今パッケージを確認してみたら04.3.24とクレジットされている。もう3年も前のものなんですね。。曲にあわせてスイスイ踊っているハルカちゃんとユカリちゃんも3年前の姿でした。いわゆるところのビジュアルには恵まれてはいないお二人ですが、なんにも考えてなさそうな若さゆえのいい加減さ、「なんとなく」だけが全身の90%を構成している気の抜けた勢い、洗練されていることさえ感じさせないナチュラルボーンな感性とダンスとラップは、隙あらばかわいいと思わせてしまう毒を孕んでいます。いや、事実なぜかかわいいのです。なにをタワゴト並べてんだこの尿漏れ男は、と眉をひしめるそこのおまえ。コレコレ(二つ目は月面兎兵器アニメのOP)をちょろっとみてくれ。若いってことは魔法だ。そうだろ?

近所に生えてる早咲きの桜が満開なんだが、すこし濃い目のピンクの花に見惚れていると、なにやら緑色の大きなものがガサガサ動いている。目を凝らしてみると…オウムっていいたくなるほどでっかい60センチくらいの緑色のインコでした。ケータイのカメラで写真が撮れる距離まで近づく直前に飛び立ってしまいましたが、その姿はしっかりまぶたに焼き付けた。どうやらワカケホンセイインコという外来帰化種だったようです。あまりに鮮やかでトロピカルな配色なので出会うとたまげます。動物がいるとちょっと気分が上がりますが、そういうのとはちょっと違うインパクトがありました。疑問、というか異常に対する不安のような。

グレッグ・イーガンの新短編集「ひとりっ子」を読んだ。残念ながら……最初の衝撃は薄れてしまった。人間、いつまでもまったく新しいことばかりやってはいられないのだからそれはいいとして、これまでイーガンが切り開いてきた世界が目新しさ以上の魅力を持ちうるかを問われる時期が来てやしないでしょうか。正直、オレにはややマンネリになっている印象が強かった。短編はどれもこれまでの水準を下回ることはないのですが、いかんせん既存の作品の変奏曲といったキライが濃厚です。ただ、イーガンの世界はSFにおいてかなり独自性が高く、この独自性を認めたうえでマンネリだと断定してしまうのはあまりに乱暴でしょう。いうなればフィリップ・K・ディックに「同じもんばっか書きやがって」と指弾するような愚行です。イーガン作品はまとめていっぺんに読んで行くのではなく、自分の精神状態とよく相談してから適度に摂取すべきモノなのだと思います。。ですので、これからちょっと他のものを読み進め、しかるのちに「順列都市」に取り掛かかろうと思っております。実生活の影響であんまり進まないでしょうが…。

それと、J・P・ホーガンのいわゆるガニメアン3部作を読み終えました。「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」と続いていますが、最初の「星を~」に手をつけたら残りを読まずにおれないのは人の性。そして巻を追うごとに幻滅するのは人の業、でしょうか。とにかく、「星を~」は実にすばらしいので興味のある方には是非オススメしたいのですが、残りの二作はまったく薦めたくありません。しかし、読むな、というのはあんまりでしょうね。がっかりさせたくはありませんが仕方ありません…。

ネガティブな内容が多い上に当ブログの主なテーマからおおきく逸脱した「単なる日記」に成り下がってしまった感が濃厚ですが、これをもってブログ存続の意思表明とさせていただきます。手を動かしたいんスけど、それにはもうすこし余裕がないと精神的にムリ。ああ、ジレンマ。

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