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2008/03/07

さっぱり薄味(素材がいいから)

どーも。

陽のない朝夕はまだまだ冷え込みますが、風のない日中は実にうららかで梅も咲き、ハナミズキのつぼみも日に日に膨らんでまいりました。うちの近所ではコゲラがつがいで梢をよじよじとつつき回ったり、うずらの群れが山道の途中のひだまりで羽根をふくらませていたり、春の訪れがそこかしこに…

Img_2327Img_2329 我が家の庭木につけといたみかんに今年もまんまとやってきたメジロたち。癒される! 癒され狂いそうです。ガラスにうつった光で台無しですが、この写真を撮るためにずいぶん張り込みました。癒され疲れたぞ。去年、おととしとウチに巣をかけにきたハトですが、どうやら今年はお隣さんのザクロの木に居を構える様子。ヘビがこなきゃいいんですけどね。。。

 

 

Img_2359さあ、今回はわがホネミッツの模型部長、ロン毛のダンナ謹製のTAKARA1/24SAKスコープドッグをたっぷり紹介させてもらうぞ! もはやなんの説明もいらないと思うが、ボトムズという作品が今日まで根強い人気を誇っているのはやはりこのキットの突出した出来栄えあったればこそだったね。キットが発売されてから25年。ウェーブの改造パーツやディテールアップパーツの登場で「こう弄るのが正しい」などときっちりした作法も完成しているワケなんだけども、タカトミから再販されたキットがそこらじゅうでだだ余りしている現状を憂いてか、いや、ただなんとなくか、今回は手首以外コックピットをちょこっといじっただけのほぼストレート組みで丹念に仕上げた! おお… おなつかしゅうございましょう!

 

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Img_2331二の腕を短くするだの頭を丸くするだのいった定番調理はいっさいナシ。刺身で頂こうという粋なノリですね。いいネタはナマが一番おいしい。オロす職人の腕が冴え渡ります。

 

 

Img_2332Img_233325年前に自分がここまで作れるようになるなんて、ロン毛のダンナご本人も想像してたろうか… というか、25年たっても必死になってこんなことをしているなんてどうかしてるんじゃないのか。いや、そういう迷いは捨てないとこういうモノは作れない! AFV等もそこそこ手がけている人がサビやハゲを表現するとこのようになるんですね。ターレットはクレオスのメッキシルバー。ブツが大きめなのでしつこいくらい金属的なツヤがあっても違和感はないですね。

 

Img_2339Img_2340内側は戦車や装甲車の内装に倣って白系にしたそうです。手狭な室内にぎゅうぎゅうおしこめられた内部メカの色、質感! アニメの設定や世界観から逸脱せずに「それっぽさ」がどうしようもなくにじみ出ていませんか。

 

Img_2335Img_2336角度によっても見え方が違いますな。このアングルなんかもうシビれるほどかっこいいじゃないスか。いつの間にか改造しないとダメってことになってしまいましたが、これで全然OK! 

 

 

Img_2337Img_2338 唯一ハッキリと改造してあるとわかるのは手首。いっしょうけんめい可動化したんでしょうねえ…誰も褒めてなんてくれないのに! バカだ。。。 でも、さすがにキットの手首は古すぎ、ウェーブの改造パーツはなんだかロクでもありません。いわば板前の見せ所。ものすごくデカい手首になっていますが、もともとついてる手首もデカいし、腕全体がデカいロボットなんだと解釈すればこのくらいが迫力あってイイ。ロボットは手首デカいほうがかっこよくないスか?

 

Img_2357Img_2341WFに持っていったスコタコがとても褒めてもらえたので調子の出たロン毛先生。栄養を摂るのも忘れて次なる作品にとりかかり、サクッと完成したその頼もしき姿…。よく考えてみると、ちゃーんと作ってある24ブルタコって初めて見たかも。ふとましくてかっこええ! バイザーの色がシブい… ピンクも決して浮ついた感じがしませんね。ビートルの本体色を塗ったときも自分に強く言い聞かせたのですが、地の色をどう塗ろうと結局は後の処理がモノを言うのです。塗装っておもしろい!

 

Img_2343Img_2348ポーズもさほど自由にはなりませんが、そんなことって結構どうでもいいもんですね…。あちこち弄って「多少無理強いしてもこっちの言うことを聞かせる」というよりも「少しでいいからこっちを向いてもらいたい…」みたいな気持ちで接するのが大人の付き合い方なのかもしれません。ちなみに、バイザーが頭部の半球に接している面を埋めて厚みを出すという地味なおしゃれが施されているそうですが… ま、どうでもいいか(笑

 

Img_2350タカラは1/35ストライクドッグや1/24スナッピングタートル、ガリアンシリーズで金型をなくしたり壊したりとおっちょこちょいをやらかします(あくまで噂ですが金型は有価資産として税金がかかるため、破損したと申告して課税対象から外してもらうようなコトもままある話だとか…)。前回、茶色のパッケージで再販された折には「壊れちゃったのでこれで勘弁してくれ」と書いた紙っきれ一枚であっさり流していたかかとのローラーは渾身の金型再生によって復活しています。そんなにありがたいワケでもないんですが、なけりゃないでなんだか腹立たしい。そこんとこをよーく酌んでくれた今回のありがたい再販にも関わらず、「ピンクのロボットなんてダセエ」などと笑う痴れ者のなんと多いことか… 焼き土下座でタカトミに謝罪すべきでしょうね!

Img_2351スコープドッグにも同様のディテールアップが施されていました。ご丁寧にもそれにあわせてスリットに網を仕込んでみたようです。ペールゼンファイルズで大河原画伯がスコープドッグをリファインした際、アニメ設定画からプラモに翻訳された時点でスリットに確定していたこの部分が、デザインされた当初は凸モールドであったと明かされ、ちょっとした事件になりましたが、まったくどうでもいいことな気が… おっと、そう簡単に片付けられないほど、ボトムズというモチーフは緻密に解析され続けてきたのです。モデラー諸氏にとってはな、なんだってーーーー! ここ、でっぱってたの! ギャフン! てな感じだったのでしょうね。。

Img_2355Img_2354こちらも内部は手を抜かずちゃんとスコープドッグに倣った工作がされてますね。ガトリングは…やや華奢な印象ですが、多分に1/35ブルーティッシュドッグの箱絵の迫力ある様子のせいでしょう。これでさえ口径が大きすぎるトンデモ兵器ですしね。。いや、設定がこの通りなんだからいちいち引っかかることでもないんだけども。

 

Img_2362二つ並べてみるとものすごくイイ… もちょっと照明や背景に凝って雰囲気を出して撮ってみたくなるなあ。ロン毛先生、つくづくごちそうさまでした。やっぱ、タコはイイ。長持ちするデザインっていうのはリクツじゃないんですなあ。。。。

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コメント

ツレロンゲ氏のイイねぇ~♪ 確かに張り合わせの手は辛いね。真っ先に手を入れる箇所ですね。最近のもそうだけど、拳に塊感がないんだよね。手のひらに厚みがなくてペラペラした感じ。デカくても気になりませんよ。ベルゼルガの設定画の拳なんか相当デカイしw デカールのニス部分もキチンと処理されてるみたいだし汚しも適度で綺麗な作例ですよね。

waveのキットは降着機構の再現と頭部のドーム形状変更に諸手を挙げて喜んだけど、いざ作ってみると胸部ブロックと合ってないなぁって感じがしましたね。平べったい元の形状がマッチしている気がしますね。

「ぶるーてーしゅどっぐ」の色、うちの環境だとマゼンダが強いんですが、バンダイのボックスアートに近い感じがします。私はこの色の作例も見たことないですね。だいたい淡い色ですよね。思い切って塗ったねぇー! ビビッドなさくら色で綺麗ですね。成功だと思います。

ガトリングガン。これはどう解釈するか、難題ですねw バレルなのか?、ジャケットなのか?ケースレスとか液体炸薬とかいわれてるし、なによりマガジンが小さいww

投稿: 赤鼻のキム | 2008/03/09 02:29

>キムさん

>拳に塊感がないんだよね
そーなんスよねえ… でも最近のリアルロボットに顕著なシュッとしたスマートな手首に比べればあのうすらでかいハリボテのグーのほうがまだマシです! こぶし=タマシイ。これは座右の銘にしたいくらいッスわ~ 

>マゼンタが強い
や~ どうなんでしょうね。オレ、赤緑色弱なもんで自信ないんですけどね。でも、ピンクであることから逃げていないはっきりしたピンクだと思います。こういうの見ると、今まで塗装苦手だったのを忘れてムラムラッと衝動に駆られます。春ですしね~

投稿: スウィーニーとまそん | 2008/03/10 20:55

キムさん、お褒めのお言葉有難うございます。

ブルーティッシュのピンクですが、アンパンにのってる塩漬けの桜をイメージしつつ、ガイアの白・赤・黒で作りました。
先にこさえたスコープドッグと並べてちぐはぐにならないように気を使ったのですが…

投稿: ツレロンゲ | 2008/03/11 02:00

”ツレロンゲ” あぁ~ スミマセン~。誰宛のコメントか勝手に記号のような意味あいで付けさせてもらいました。

>塩漬けの桜
あぁ、やっぱり。黄色が混じった暖かいサクラ色だなとは思っていたのですが、綺麗に発色してますよね。ガイアのは使ったことないけど混色でこんな色が出るんですねぇ。クレオスだと綺麗なピンクにならないんですよ。

>スコープドッグと並べてちぐはぐにならないように気を使ったのですが
いえ、マッチしてると思いますよ。以前TVチャンピオンのプロモデラー選手権で山田卓司さん、ジオラマで有名な金子さん(だったかな?)あと外人がジオラマを作ったんですが、両日本人とも”渋い”色使いなんですよ。方やギャー人のジオラマは華やかな色使いで「やっぱ観てきたものが違うかぁ~」と思ったんですね。卓司さんの作品は昭和の風景だったし、日本人の髪の色が黒、茶だからかもしれないんですが、雑誌、模型店のショーケースなど、そここで渋い色使いのものが多いので、このピンクには強く惹かれてしまいました。

投稿: 赤鼻のキム | 2008/03/11 12:19

>ロン毛

ギギ、ギ…キサマ、書き込むんだったらハナから書き込んでくれよ! 知ったかぶりしてさもわかった風なことをつらつら書いちゃったじゃないか(恥
まあ、知ったかぶりについては今に始まったことでもないので勝手に反省するとして、これからは当ブログを自分のアパートの共用部分くらいに思ってゆうゆうと書き込むように。
あと、1/100ザブングルもコンテストとかに出品する予定がなければ紹介させてくれろ。

投稿: 島崎とまそん | 2008/03/11 23:42

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