2009/07/09

なるほど、っていう印象

どーも。

観てきましたですエヴァンゲリヲン。自分でも思いがけないほど興味が薄かったので、「もとの話とはだいぶ違う」ということ以外なんもアタマに入れることなく劇場に行きました。ここ最近観に行った映画の中では一番人が入っていたかもしれません。さすがに若い子が多かった… ウチのような中年カップルなぞひとっカケラも見当たりませんでしたね。どいつもこいつもバケツみたいなポップコーン抱えちゃって…見てるだけで胸やけするっつーの!

それにしても、思ってた以上にオレの知っているエヴァと違っていました。使徒(笑)のデザインもだいぶ変わっちゃって…。ただ、そこかしこに懐かしい音が散りばめられていたのがすっごく気になりました。アレはたぶんウルトラマンに使われていた効果音だと思うんですけど、本部からの呼び出し音や物体の浮遊を表現するSE、エレベーターの動力音など、だいぶあざといので鼻につきそうなもんなんですが、たとえばガンダムの効果音と同様、音自体に心地よさを感じるように調教されてしまっているようで、ニヤリとするっていうよりはじわ~っとしました。ディテールくらいしか書くことないっちゃないんですけど、まあまあよかった。「よかったねえ」と言ってあげたくなる作品でした。なにしろ前の劇場版なんかはそーとーヒドかったですしね…。人間、気負い過ぎてなにかをやるとたいていロクなことをしない気がします。きっとあのときの制作スタッフさんたちは気負いでぶっつぶれそうになってたんじゃないかなあ。今回はあんまりそういう感じがしませんでした。感じさせないように作ったのだったら成功していると思います。エヴァンゲリオン観たことない人はこの劇場版だけ観ればいいと思う。そしてさっさと忘れることです…。

ところで、向こう隣りに座っていた高校生くらいのコが、アスカが○○する場面で悶絶していました。かわいそうに…。いろんな意味で。

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2009/07/04

オートボット出動~!

どーも。

ここ数日、どーにも手が動かず、やりかけのプラモデルもほかしたまんま作業机でプラの削りカスまみれになっております。これからフライに揚げる具みたいだよ。ちょっと手広くやり過ぎているのでしょうか。でも、さらにまだやりたいことがあるんだよなあ。WFもそろそろ近づいてきております。みなさんはこのじっとりとした毎日、いかがお過ごしでしょうか。

やっと観てきたぞ、トランスフォーマーリベンジ今回も最高。気持ちよく「最高!」と言える映画です。なにがイイって、前回とまったくおんなじことをやっている点がイイ。脚本も監督もなに一つ成長していない、っていうか余計なスケベ心みたいなのを出していない点がイイ。ヒット映画のPART2は、たいてい予算が追加されて「前はできなかったことをやってもっといい映画にしたい」とかそんな欲が出るのか、たいてい違和感をにじみださせます。人間ドラマだとか、そういうどうでもいい部分ね。しかしこのバカ映画ときたら、オープニングからエンディングまでずーっとドンパチと追いかけっこ、あと下ネタっぽいカケアイ、お色気、そしてロボットだけでできてます(アメリカのバカな高校生のアタマの中みたい)! 場面の流れもだいたい前作と同じ。ロボットの数と爆発の規模と登場する現役兵器(B-1はもう退役してなかったっけか?)だけがスケールアップしていて、アタマをゆる~くして楽しむエンターティンメント映画に仕上がっています。観に行こうと決めていた数日前、ちょうど地上波で前作を流しましたけど、そこで初めて観た人は「2は絶対に映画館でみる!」と決めたんじゃないかなあ。あんなにちゃんとおもしろいって、思わないよねえ。ウチのヨメも珍しくこのテの大作映画にのめりこみ、「自分も消防車にトランスフォームしていろんなクルマといっしょに出動する」と大はしゃぎでした。いろんなクルマが連れ立ってアメリカの田舎道を土煙を立てながら疾走するシーンはなんともかわいらしく、カーズ機関車トーマスを思い浮かべてしまいます。子供がクルマのおもちゃで遊んでるみたいでたまんない。たしかに自分もトランスフォームしたくなるですよ。

あと、昨日はエヴァンゲリオ(ヲ?)ンやってましたね。アレを観に行ったのは2年前になるのか…。こないだ封切られた新作も観に行く予定ですので復習のつもりで観たんですが、こんなにつまんなかったっけかなあ、と思うくらい気持ちが入らんでした。なにしろエヴァンゲリオンを昔のアニメで何度も見直したし、たぶん一生分観ちゃったんだと思う。どんなに絵がキレイでデザインが刷新されていても、ストーリーが新しくなっていても、なんとなーく白々しい気持ちで観るしかなくなっちゃっていて…残念です。主観を除けば、映画としてはそんなに悪くないハズなんですよねえ。今回の地上波放送でも、やっぱり綾波レイがニッコリ微笑んでました。何度放送しても微笑むよねえ、きっと。でも、新作のほうは今まで知っていたエヴァンゲリオンと大きく違った展開を見せるって聞きますし、もっと新しい気持ちで出会えるかもしれません。うう、でもまったく気持ちが盛り上がらねえ。。

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2009/06/25

読み終わったら燃えちゃいまーす

どーも。

今年もあっという間に半分終わろうとしてますね。30過ぎると一年なんてあっという間。あー日が伸びたなーとかへーもうお彼岸か―とかありゃーもう冬至かーとか言ってるうちにストッと年が終わってしまいます。ウカウカしてると中年でさえなくなってしまう…。でも、もっとウカウカしていたい。だってめんどくさいんだもん。ビール飲んでひっくりかえってたまーにエッチなこととか考えていたいな。うふふふ。

全然関係ないんですが、こないだ撮り溜めたままハードディスクの肥やし(?)と化していたコーエン兄弟のノーカントリーをやっと観た。みなさんはもうご覧になりましたか。麻薬取引がらみの黒い金をたまたま手にしたハンターと金を追う不気味な殺し屋の息詰まる追跡劇。いかにもコーエン兄弟らしい甘さのない突き放した演出とユーモアにまで昇華されたバイオレンスは、ここに一つの完成を見たんじゃないかと思わせるすんごい映画でした。2007年の作品ですけどね。オレも嫁も大変興奮し、こりゃーすごいねえ、いやーアントン・シガー怖いねえと話はつきなかったのですが、一つ失敗しました。コーエン兄弟の最新作バーン・アフター・リーディングを劇場で観てからその映画を観たことです! 

ノーカントリーがどこまでも贅肉のない恐ろしい話だったせいか、最新作はだいぶコメディタッチでした(なんだかイデオンとザブングルみたいですね)。ジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチと、どうやらコメディをやるときはキャストもビッグネームを並べてキャッチーにするというのがナライみたいですね(ディボース・ショウ観て言ってるだけだけどね)。もちろんこの映画にもコーエン兄弟らしいビシッとインパクトのあるバイオレンスシーンがありますが、勘違いとか行き違いのせいでどんどんグズグズになってお話が進行していくスラップスティックでして、なんも考えず笑って観てればいい映画なんですが、これは製作された順番どおりシリアス→おバカと観なければいけなかったようです。なにしろノーカントリーがズーンと来るもんですから。。

もしどちらもご覧になってらっしゃらないようでしたら、ディボース・ショウ、そしてファーゴも合わせてご覧いただきたい。ガイ・リッチー映画などがお好きでしたら間違いなく楽しめるでしょう。もっとも、ガイ・リッチー映画をみててコーエン兄弟映画を観てないっつーこともないでしょうな…。

Photo_2Photo知ってる人は知っている変態同人作家・トキハマジロー先生の描かれたやや古風なテイストのイラスト。オレは今、このイラストをもとにいやらしい人形をひねっているのです。っつか、途中経過は載せましたっけね。10日も前のことなんて忘れっちゃうんだよね。。。

623_001623_004うん、まあ、原画とはちょっと違っちゃってるけど、そのうち絵の方がこっちに似てきます(ピカソみたい!)。   

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2007/10/02

銀河がどうしたって?

どーも。

いや~、オイルランプがついたらすぐにエンジンオイルを足さないと危ないもんですね。仕事で使うトラックが大変なことになってしまいましてもんのすごいブルーです。今日入れよう、と決めていた日の朝、カラカラ音がし始めましてね…。ため息の混じる秋です。

さあ、みなさん! サムシング・ニューへのアンテナ感度常にバリ3な紳士淑女の皆さんならもうとっくにご覧になられたと思います。かの大ヒット作品、次々と映画史に残る記録を打ち立てる超・超スペクタクル。公開から10日近くもジリジリと待ちながら、やっと劇場に足を運びましたよ。ファンタスティック・フォーーーーッ!・・・・・・もうね、まったく想像した通りの作品でした。スケールの小ささといいテンションの上がらなさといいSFXの脱力感といい、前作にきっちり身の丈を合わせてちんまく作ったしか思えないのでした。惑星を食らう魔神・ギャラクタスとその尖兵・シルバーサーファーが人類を未曾有の危機に陥れる、というのが今回のストーリー。お話の主幹が古すぎてジュラ紀レベルなのはまあこの際さて置きましょう。逆に新鮮でさえないですけどもね。それよりも肝心の、いやさ、ほぼこの映画の全てといっていいシルバーサーファーの活躍、その切ない生い立ち、魅力がぜんっっっぜん伝わってこないのだよ、ワトソンくん!(広川太一郎風に) ジェシカ・アルバだかいうちんちくりんとイケメン俳優のクリス・エヴァンスがぐいぐいフォーカスされていくばかりで、オレたちの愛する銀色のヒーローは捕まって真っ黒けになってるだけ。。。

とまあ、ひとくさりグチを言ってはみましたが、元からほとんど期待せず「動いてしゃべるシルバーサーファーに会いたい」ただそれだけの気持ちで観にいったのでさほどのガッカリは感じませんでした。アイドル映画みたいなもんですよね。前作を見てだいたいの力量を見知っていた分、むしろそのしょうもなさを楽しめるくらいでしたが、シルバーサーファーにもジェシカ・アルバにもその他キャストにも特に思い入れがない場合、もしもあなたが変態的C級映画ファンでもない限りお金を出して観に行くこともないでしょう。ファンタスティック・フォーのファンであるという方はもうとっくに前作をチェックされておられるのでしょうね。残念ですが前作と同じ思いをするだけですので気持ちは半分に。ただ…あのおもしろビークル「ファンタスティック・カー」は一応見ておくべきでしょう。この乗り物がオールドファンの記憶にそうたがわぬ姿で現れ、そして分離した瞬間、「そっか、これは子供映画なんだな」と気付いて気持ちをすっきりさせるのもまた一興です。

それはそうと、上に貼った公式サイトの具合のおかしいことったら… どうやら関係者の誰にもやる気なんてないようです。そこがまあ、魅力ともいえますけども。

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2007/09/12

わぉ~~~~~~ん

どーも。

今日はなかなか評判の高いエヴァンゲリヲンを観てきたよ。先週、台風の影響でとんでもない雷雨になり、雷が鳴ると震え上がってオシッコにもいけなくなるウチの飼い犬を置いて映画になど行けない、と延期してたのさ。映画のレビューはどうせああでもないこうでもないココがよかったの興奮したの思ったほどじゃなかったのとタラタラ語られてることでしょうからヨソで読んでください。それよりも、だ。

「綾波レイ」のモチーフが一大センセーションを巻き起こし、オタクがズケズケと渋谷にやってきたとかで汚ねえコギャルどもに煙たがられた劇場版がもう10年前。もののけ姫とまったく同時期に公開されて、オレとカミサンと友人と3人でハシゴして観たんだった。雨の中、並んでまで! 苦労してたどり着いた映画の内容はどっちもなんだかモヤモヤの残る内容で…。早いものですね。そのときことのほか印象に残ったのは絵に描いたようなオタクの人々でした。黒地に白い英字プリントのシャツをワンタックの麻のスラックスの中にインしてアタマには赤いウェスタン調のバンダナを巻いたり、ヘタするとマジでオープンフィンガーグローブとかしてドッグタッグを首から下げたり、メッシュのベストにマルボロとジッポが入っていたり… そういう素直すぎる方々がゾロゾロいた。思わずケツがキュッとなる時間だったよ。そして今回、レディースデーということもあって劇場の80パーセントくらいを女性が占め、それも年齢的には10代から20代中盤までがほとんど。テレビで本放送が放映されていた頃はまだせいぜい小学校低学年くらいだったんじゃないか。そういうコらがさらっと自然に映画館でエヴァンゲリヲンを観る。。。もうサブカルチャーじゃないんだなあ。そんな感慨にふけっていたところ、上映が終わってロビーに出た彼女らを観察していてなにやら違和感が。映画の内容について語るその切り口、挙動、一見歳相応のフツーの服装かと思いきやビミョ~にズレているような気がする。髪の毛はバサバサだったりヘンなとこにリボンがついてたり。オレはてっきりエヴァンゲリオンが普通の客層を獲得しているんだと思ってたんだけど、どうやら違うらしいことに気付いたよ。オタクの人が濃度を希釈されつつ浸透したんだね。つまり、パッと見わからないけどバンダナにチョッキの人と中身は同じだったんだよ。なるほどね、そういうことだったのか! と、そこまで考えてから自分のことを省みた。おもちゃにプラモにアニメにアイドルか~。しかも薄毛に加齢臭に尿漏れ。他人様をどうこう言えた義理じゃねえよなあ。。。。

あ、安倍首相やめちゃうんだ。ふーん。

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2007/08/12

一対一だ!メガトロン!

どーも。

観てきましたよ、うわさのトランスフォーマーを! もう最高。アルマゲドンパールハーバーアイランドマイケル・ベイ監督がノリノリで制作したということで原作ファンや映画ファンをドンヨリさせていたらしいのですが、お話の設定自体がもともとバカっぽいことが奇跡的に監督の作風にマッチしたのでしょう。映画の70パーセントはトランスフォーマーが暴れる場面ですし、お話のツジツマが合わないところや説明が足りないところもあるのですが、そんなことはどうだってよくなると思います。映画のレビューを書くようなところではおそらくどこでも書いていると思われますが、アタマを使ったら負け。難しいことを考えたらダメなのです。クルマや飛行機が走ったり飛んだりして、ロボットに変身してなぐりあったり。要するに子供がおもちゃでワ~~~~ッと遊んでいる様子を実写映画にしたらこんな風になると考えてください。そして、それがどうにか成立しているとしたら。もうね、こんなこと書くことさえ無意味に思えます。なのであまりぐちゃぐちゃ書くことは避けますが、できれば劇場でご覧になられることを強くオススメしておきます。映画館から出てくるところであなたも是非、クルマに変形してください。ところでコレ、続編作る気マンマンみたいなんですが、今作では主要キャラが何体か亡くなっています。一体どうするつもりなのか…。

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2007/07/01

ご~~~~~~る! 2

どーも。

このところプラモデルにばかりかまけてちっとも釣りに行けないままなんとなく鮎のシーズンに入り鮎のシーズンになるってことは鮎師と鮎が川の主役になるのでなんとなーく気が向かないままとうとう渓流が静まる季節にさしかかってしまっている出不精のとまそんですがみなさんはいかがお過ごしでしょうか。秋葉原のナンタラいうおもちゃばっか売ってるビルとかに出かけていったり東京おもちゃショー2007やらに出向いて近未来に想いを馳せたりしておられましょうか。体調を崩しやすいこの季節、流行の風邪などもらわぬようご注意下さい。ウチのカミサンはかれこれ1ヶ月近く鼻声のまんまですよ…。

ほぼ一年前に観にいった熱血サッカー映画GOAL!ですが、当初より3部作であることはアナウンスされていましたね。あまりCM等を見かけませんが、実はとっくにそのパート2が上映されていたのです。電車などの交通機関や通勤と縁が薄い生活を送っているカントリージェントルマンのオレはマジでその存在を忘れており、こないだ突然思い出して近所のシネコンの上映予定を確認しました。すると……吹き替えしかやってねーでやんの。なるほど、やる気ナシ、なんすね。DVDでレンタルが始まったら(そしてそのときもし憶えていたら)観ることにします。

舞妓HAAAAN!は観て来ました。阿部サダヲさんが主役の映画って言われたら今すぐ観るか後で観るかの二つしか選択肢はありません。とりたてて「あそこがおもしろかった!」だのなんだの言うのはバカバカしいので割愛しますが(ご覧になった方はきっとわかると思います)とにかくむちゃくちゃ。阿部サダヲに始まり阿部サダヲに終わる阿部サダヲ映画でした。阿部サダヲさんをとにかく観ていたいという趣味の方には至福の時を提供してくれることでしょう。オレは映画が終わった後、とにかく大声を出したくてたまらなくなりました。植木等さんの最後の出演作、としても話題になったこの映画ですが、植木さんも出演時に「この映画は僕の映画と空気が似ている」とおっしゃっていたらしく、言われてみればそんな側面もありました。

ずっと観ようと思って観ていなかったミュンヘンをやっと観た。シンドラーのリストの系譜に属すると思われるシリアスなドラマで、目に馴染みのある俳優もおらず、チームが淡々と報復テロに明け暮れる様子と徐々に荒んで行く描写などが真に迫る作品でした。ただ… うかつなオレはこの映画の上演時間を調べずにビデオに撮ったため、主人公が奥さんと子供に会いに戻る最後の最後の場面でテープが終わっており、いったい主人公はちゃんと奥さんと会えたのかその直前に殺されたのかはたもう一場面残っていたのかわからなかったのです! ああ… オレはもしかしたらこのままその先を知らずに終わってしまうのかもしれません。なんだったらそれはそれでキレイなような気もしますね…。

さて、そんなワケでオレはこれから釣りに行ってきます。ほどよく雨も降っていますしね。近所の山にもぐってエンピツくらいあるエゲツないミミズをたっぷり掘ってきたので、これをエサに… いっひっひ。

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2007/05/02

あうあうあー

どーも。

HONEMITS PRODUCTSと銘打ったこのブログ、この世になんらプロダクツを輩出せぬまま1年が過ぎようとしております… みなさま、お元気でしょうか。ご機嫌はいかがでしょうか。ゴールデンウィークも中盤、天気も気候も素晴らしいですね。

BABELを観てきました。画面が点滅するところでローゲーされた方が出てしまい、すわポケモンかと槍玉にあがっている模様です。結論から言って、その点はほとんど心配無用。気分が悪くなるのはよほど体質が合わない方だと思っていいでしょう。昔、ドリフのヒゲダンスかなんかの下りで連続ストロボが使われましたね。アレみたいなモンです。

アカデミーカンヌだ騒がれているせいで映画のストーリーなんかろくすっぽ宣伝されていないようですが、4つのパートが逐次的に進行して行く物語なので、さらっとあらすじを書くのが困難かと思われます。ですが… この映画はあらすじがそのまま映画の内容になってしまうので、特に知る必要はありません。観たほうが早いのです。観るつもりがあれば、ですが…

早く言ってしまうと、この映画はアカデミーというよりポリティカルなのです。ブラッド・ピットとかケイト・ブランシェットが出ていることはひとまず忘れましょう。楽しいことは一つもありません。痛快な場面やアクションもありませんし、話題になっている菊池凛子さんのおヌードはハッキリ言いましてサービスとかそういうシロモノではないのです。むしろ不愉快、といいますか… いや、そのように演出されてそのように撮影されているので当然のことなのですが。

長い時間ジクジクと苦しい思いに胸をかきむしりながら、なお最後になってもカタルシスはありません。もやもやした気持ちを抱いたまま映画館を出るだけ。映画が終わって映画館を出られるのが幸せに感じられるほどです。この世の苦しみや痛み、解りあうことなく互いを、そして己を傷つけてしまう人間の業についてご覧になりたい方だけが観るべきでしょう。そしてそのような方にとっては、とても示唆に富んだ作品になると思います。皮肉ではありません。オレはこの映画、観ておいてよかったと心から思います。そしてなんとなくですが、こういう映画が人種や立場を越えて世界中の人間の心を揺さぶることがあるのなら、それだけはほんの少しうれしく思います。す、すんません。キレイゴト並べて。

でも、この映画の中でただ一点、ガマンできないことがあった。役所広司演じるサラリーマンが、モロッコにハンティングに行っているという設定だ。サラリーマンがハンティング・・・? いかねーよ!

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2006/12/04

いいと~も~ロ~

どーも。

公開前に各方面で大変高評価を得たにも関わらず求心力に欠ける、というか話題にさえ挙がらない映画「トゥモローワールド」を観てきた。最初にいわせてくれ、これはすごい映画だぞ。いちおうSF映画ということになっているしオレの中ではSFに違いないんだけど、どちらかというときわめて近い未来のディストピアサスペンス、とでも言ったほうが通りがよさそうだ。P.D.ジェイムズの原作「人類の子供たち」をいろいろ検索して調べてみると、気鋭の推理作家が推敲した異色作みたいな扱いらしく、評価もなんだか素人はだしの日曜大工のような微妙な位置づけ。でも、映画のほうはだいぶ違う。これは約束しよう。原作を読んだ方ならば特に映画を外さないで欲しい。プライベートライアンやブラックホークダウンもかくや、という派手で生々しい戦闘シーンがとかく目を引くし、それはそれでおどろくような出来栄えなんだけど、そこばっかりに目を取られないように。……と言っておいてナンだけど、これを読む諸兄はおそらくこの文章に動かされて観に行ったりはしないだろう。そのうちDVDをレンタルするなりテレビで放映されるなりして観る機会があって、そのときにぶったまげるのだ。オレには見える。ふははは。

どうやらおそろしい感染症の恐怖はしのげそうな気配なので、ぼちぼちプラモやらを再開しておりますです。でもそれよりさきに来年の年賀状の裏面を作らないといけませんな。干支はイノシシということで、なにか猪突猛進っぽい画像をこしらえよう、と。。。。

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